2010-01-01から1年間の記事一覧

EVERNOTE「超」仕事術

お久しぶりですこんぶです。今回は ”EVERNOTE「超」仕事術" を読みました。僕自身も Evernote を使っているのでこのサービスの巧い使い方を知りたくて読みました。半分以上は研究室の横の机に座っている人の薦めでしたが。さて本題ですが、中身は割と面白か…

残念な人の思考法

非常に残念な本でした。いやいや間違えましたw 残念な人達がたくさん出演してらっしゃってました。この本のタイトルには魔力みたいな物があってほいほいと購入したのですが、非常に楽しめました。この本に出演している残念な人達ってホントにその辺にたくさ…

安全。でも、安心できない…―信頼をめぐる心理学

安全と安心はイコールではない。そんなことを本の頭から尻まで言い続けています。実際に起こった食品業界の事件を題材にして安全と安心について人間の心理を語っているのでタイトルに有る通り一応心理学の本だと思います。安全、それは受給者に害が及ばない…

アメリカはなぜ変われるのか

黒人が大統領になることが出来なかったアメリカで、バラク・フセイン・オバマがなぜ大統領になることが出来たのかについて選挙時代の話から書かれている本。アメリカの歴史に始まり、オバマの選挙活動、そしてなぜ彼はあんなにも支持されたのかを考察してお…

ファシリテーション入門

タイトルの通りファシリテーションの入門本です。ファシリテーションとは何か? と云った話から、ファシリテーションに必要なスキルの磨き方まで書いています。個人的に驚きだったのが、「なぜ」を繰り返すことによる真意の聞き出し方とオープンクエスチョン…

使う!「論語」

最近マイブームな四書の一つで論語ネタです。先人の知恵っていうのは偉大であると最近しみじみと思い知らされます。特に四書は思想について語られているので己れの人間力を養う為にも良いものだと思います。まだまだ四書ビギナーですがこれからどんどん読ん…

ベテランが丁寧に教えてくれるオペレーティングシステムの知識と実務

ほんと個人的な感想ですが全編通してあんまり面白くなかったです。というのもタイトルの名前してるのがいけなかったです。ベテランが~ なんて謳っているのに中身はハードウェアの歴史本。しかもほとんど汎用機辺りの話。後半になってちょろっと組み込み OS …

セキュリティについて学び始めました

ニコニコ動画でプログラミングネタを探していたらセキュリティ関連のネタが出てきたので見てました。今回は XSS ネタでしたが次回はまた違うものを企画するそうです。いつになるか分からないそうですがw XSS Charange というサイトで XSS を実際に仕掛ける…

図で考えるとすべてまとまる

考えることを図を使うことで補助しようという内容でした。ですがそれだけではなく、図の具体的な使い方や、配色、レイアウト等効果的に図を使う方法も指南しており、非常に面白い内容でした。特に太いペンを使えば上手く見えるといった小ネタは地味だけど絵…

読書記録と言いつつ

他のこともやっていった方が良いんでしょうね。せっかくの Web スペースがもったいないというか、読書をしたときにしか更新が無いって言うのもアレなんで今後は他のことも書いていきます。せっかくなので 8 月下旬に受けた LPIC 101 の試験の報告をします。…

Webデザイン標準テキスト ―変化に流されない制作コンセプトと基本スタイル― (Books for Web Creative)

Web デザイナーを目指している人向けな入門本。割と分かりやすく良かったです。特に、構想を良く練ってからデザインしろとかの部分を具体的に述べているのが良かったです。コーディングの話は殆どなく、後半はオーサリングソフトウェアの話やリッチコンテン…

ドキュメント死刑囚

犯罪者、それも死刑囚になる人間はどのようなことを考えているのかをドキュメンタリーとして教えてくれてます。僕は今まで死刑囚になる人間はどこかしら吹っ切れていると思っていたのですが、そんなことはありませんでした。割と人間臭く、興味深いものでし…

働き方革命 あなたが今日から日本を変える方法

若くして起業した人の話で、先人として非常にためになる話でした。僕自身起業に興味があるので経営者としての視点を見ることが出来ました。やっぱり初めから何でも出来たわけでは無く、社員とのコミニュケーションや恋人との私生活を大事にしていたからこそ…

若者はなぜ正社員になれないのか

就職活動が困難な現代で、 1 浪で大学院をでている無職歴 2 年の著者の就活列伝です。もう何でその道を選んだと言いたくなる程の行為をやってますが頭の回転は良いと思います。ただ単に、著者が就職する気が無かっただけでしょう。僕が著者と同じ境遇なら間…

アナログ主義の情報術

僕はデジタルな方法による情報収集がほとんだったので非常に楽しめました。出かけ先のちょっとしたものにも目を向けて、そのバックグラウンドを想像することで自分に役立つ情報を引き出せる可能性を示唆しています。目当ての物を買うだけの効率厨見たいな真…

TCP/IPの絵本 ネットワークっておもしろい!

TCP/IP の本でネットワークの入門本。絵本シリーズは割かし為になる事が書いてあるので結構好きだったりします。今まで Perl と Java の絵本にもお世話になりました。さっくり物を知りたいときに便利です。今までサーバ・クライアント間のやりとりをあまり理…

住まいに居場所がありますか?―家族をつくる間取り・壊す間取り

住まいから家庭の様子を推し量ることが出来るといった本。子供の少年時の人格形成にも大きく影響していることは何となく知っていたんですが、それだけでは無く夫婦間の仲を取り持つ為にも部屋割りは重要と知らされました。自分の住まいの領域を占めるもの、…

甲骨文字に歴史をよむ

この本を取ったときからあまり気乗りはしていなかった。というのも自分自身歴史の話に興味が無く、加えて文字に関した話なのでどう転んでも面白くならんだろうと先入観バリバリでした。実際の感想はそこまで悪いものではなかったです。しかし、前半部分が甲…

独学の精神

独学という非常にタイムリーなテーマの本でした。大学生に見られる勉学方法、またそれまでの教育過程。その結果どういう人間が出来てしまうのか。自分で考えることの大事さを教えられました。よくある師弟関係の技は見て盗めという台詞。あの言葉に込められ…

小さな会社こそが勝ち続ける 孫子の兵法経営戦略

孫子の兵法に興味があって思わず購入しました。経営戦略とかじゃなくてガチの奴を買えばいいとか思ったんですが、そういった奴がどこで手に入るのか分かんなかったので取り合えずのものです。経営戦略に使えそうな部分が引用されており、著者の解釈に基づい…

「読む・書く・話す」を一瞬でモノにする技術

最近忙しくて読書が遠ざかっていたんですが、ぶらり本屋に立ち寄ったら非常に気になるタイトルの本があったので購入しました。あ、前までの堅苦しい口調はしんどくて長続きしないので、これからは砕けた感じで書いていきます。この本はタイトルどおり3つの大…

雇用はなぜ壊れたのか―会社の論理vs.労働者の論理

現代社会の雇用体系はなぜ崩れてしまいったのかについて述べている本。現状の企業の雇用体系はバブルが弾ける前の物の為に雇い入れが出来なくなっていると主張している。企業側の言い分と労働者側の言い分、両方の意見を踏まえた上で解決策を述べているが、…

あなたの苦手な彼女について

タイトル通りに受け取ると騙される本。この本で言う所の彼女とは交際している女性の事では無く、読者が苦手とする女性 (姑でも、職場のお局さまでも、どんな人でも OK) についての本。この本によると女性の社会的地位が保護される様になってから、問題となる…

カントの読み方

哲学者のカントが難しく書かれている為に読みやすい方法を書いた本。しかし、それでも読みづらいのは変わらずそもそも哲学をあまり読まない人間にとってはハードルが高め。それでも得られる物はあったため読み物としてはあたりだった。カントがラテン語で考…

貧困化するホワイトカラー

肉体労働者 (ブルーカラー) と、頭脳労働者 (ホワイトカラー) の労働体系についての本。ブルーカラーは労働時間が明確であるが、ホワイトカラーには明確な労働時間が存在しない。その為に給金の支払いが非常に難しいと云ったことがこの本の題である。賃金体…

金融vs.国家

日本の金融体制についての本。これまで政治経済について本を読んだことが無かったので、国家の金融対策がどう云ったことをしているのかあまり知らなかった。この本を読んで金融事情について少し知識が補完された。日本の金融モデルが欧米を意識している話は…

創刊の社会史

日本の創刊雑誌の歴史についての本で、今まで社会的に受け入れられてきた物、受け入れられなかった物の違いを考察している。 読み始めは、自分の知らない雑誌が大量に出てきて非常に読みづらい。しかしある程度読み進めると気にならなくなり、むしろ知らない…

寺社勢力の中世―無縁・有縁・移民

寺社が日本の中世においてどういった役割を果たしていたかを書いている。最初から最後まで寺、寺、寺と寺津串の本で寺好きには堪らないかもしれない。昔から無縁 (俗世との結びつきが無い状態) と寺の結びつきが強いらしく、駆け込み寺というのは無縁を求め…

BRICsの底力

BRICs (ブラジル、ロシア、インド、中国) が先進を押しのけて急成長している理由についての本。そもそも BRICs と言う言葉をこの本で初めて知った。そしてブラジル、ロシア、インドが急成長してきていることも知らなかった。しかし成長している傍ら、完全に…

グーグル秘録 - 完全なる破壊 -

グーグルの歴史について、おそらく最も詳しく書いた本。創設者のラリー・ペイジとサーゲイ・ブリンが出会うまでの話も書かれていて、幼少期から周囲の人間との違いを見せていたことが分かる。グーグルがなぜ成功したのかと云うテーマは多くの本でも語られて…