雇用はなぜ壊れたのか―会社の論理vs.労働者の論理

現代社会の雇用体系はなぜ崩れてしまいったのかについて述べている本。現状の企業の雇用体系はバブルが弾ける前の物の為に雇い入れが出来なくなっていると主張している。

企業側の言い分と労働者側の言い分、両方の意見を踏まえた上で解決策を述べているが、個々人が被害者面することが一番良くないと分かる。会社の方策である程度何とかできそうなものの会社側のリスクが大きく、解雇制限を緩くする等の方法があったが実行に移せそうな物は無かった様に感じる。しかしこういったことは考えておかないといけない話でもあると思う。