アメリカはなぜ変われるのか

 黒人が大統領になることが出来なかったアメリカで、バラクフセインオバマがなぜ大統領になることが出来たのかについて選挙時代の話から書かれている本。
アメリカの歴史に始まり、オバマの選挙活動、そしてなぜ彼はあんなにも支持されたのかを考察しており非常に面白かっです。この本を読んで分かったのはオバマと云う人の賢さです。それと共に人身掌握術にも長けており時代を利用した戦略が目を引きました。この人の選挙戦略は非常に経営サイドで役に立つのではないかと感じ、いつもよりじっくり読んでしまいましたね。

 僕個人的に言えば、アメリカが変われるのは歴史の浅さだと思います。これは決してマイナスの意味ではなくて、歴史が浅い分余計なしがらみも少ないのではないかと思います。勿論それだけで世の中が変わるほど簡単には出来てませんけど、摩擦は少ないにこしたこと有りませんからね。でも摩擦が無いと爆発力も無い訳で、それを考えると適度な摩擦は物事に必要ってことなんでしょう。きっと。僕の人生も摩擦だらけです。いつか爆発することを祈って奮闘していきますかね。