若者はなぜ正社員になれないのか

就職活動が困難な現代で、 1 浪で大学院をでている無職歴 2 年の著者の就活列伝です。もう何でその道を選んだと言いたくなる程の行為をやってますが頭の回転は良いと思います。ただ単に、著者が就職する気が無かっただけでしょう。僕が著者と同じ境遇なら間違いなく企業の道を目指しますが、著者はそれを望んでいないようでした。

ただ就職出来れば良いという考えは持っていないらしく非常に信念がある(ように感じた)ので、最近の事情から言えば企業に合わせる人間よりも我が強い人間の方が求められるのでは無いかとも思える。その辺は就職活動を通じて実験している著者には感服です。

テーマは重いのに非常に(物事を)軽く書かれていて、小説気分で読めました。この人って自分でバカって言ってるけど絶対頭良いって。