カントの読み方

哲学者のカントが難しく書かれている為に読みやすい方法を書いた本。しかし、それでも読みづらいのは変わらずそもそも哲学をあまり読まない人間にとってはハードルが高め。それでも得られる物はあったため読み物としてはあたりだった。カントがラテン語で考えドイツ語で哲学書を書いていたのには驚きだった。ちなみにドイツ語を邦訳したせいで難しくなった訳では無いらしく現在のドイツ人が読んでも理解に苦しむらしい。

これから哲学には幾度となく遭遇するだろうが、自分にとって入門書としての 1 冊になった。