甲骨文字に歴史をよむ
この本を取ったときからあまり気乗りはしていなかった。というのも自分自身歴史の話に興味が無く、加えて文字に関した話なのでどう転んでも面白くならんだろうと先入観バリバリでした。
実際の感想はそこまで悪いものではなかったです。しかし、前半部分が甲骨文字の成り立ちについて延々書いているので考える余地があまり無く小難しい講義を受けている気分になりました。後半部分に入ると王朝時代に使われていたことがかかれ始め、その用途や実は甲骨文字はメジャーだったわけでは無いということまで書いています。この辺まできたときに漸くこの本を純粋に楽しめました。封神演義を子供のころに少し読んだことがあったのでこの時代背景も何となく想像出来ました。
文字一つ取ってもそこから読み取れることは多くあり、そこから時代を感じることが出来るということについては面白かった。