システムづくりの人間学 - 計算機システムの分析と設計を再考する -

ワインバーグ著のシステム設計本。
設計とは本来どう云ったもので問題解決に向けての思考方法を示唆してくれている。プログラマ向けの本かと思いきや、論理的なコミュニケーションが成立させられない学生が読むべき本でもある。と云う部分が序章に出てくるが、本質はあくまでもシステム設計である。

現実に起こっているシステム開発風景を用いてカオスな状況を説明してくれる。その問題の解決策も語っている。出てくるプロジェクトはものすごくグダグダで SE になる前の心構えを作る為にもお薦め。