進撃の巨人

流行っていたので読んでみました。もちろん流行っていただけという理由ではなく、某ゲームをリスペクトしているであろう作品というわけで読んでみたわけです。

人間の、安心を得るために与えられた一時の安全を愚直な迄に信じようとするある種集団催眠的な心理を良く描写出来ていて、個人的に好みの作風です。巨人との戦いの中でも人の絶望全面的に押し出されており、戦いの中に救いが無いのも非常に良いです。戦いの中での絶望感の演出として武器、推進材の消耗が顕著に描かれているのを見ては、戦いにおいて非常に重要な補給の面も考慮されているなぁと感じます。

まだ完結していないので今後どういう展開に転ぶのか、多数仕込まれている伏線はどういう風に回収されるのか非常に楽しみです。

そうそう、進撃の巨人とは直接関係無いですが、最近 Kindle で漫画を買う方向に変更して気付いたのが、出版社による Amazon ポイントの付与が存在しているという事なんですよね。もの凄く久しぶりにポイントを付けられているのを見て、これから本を買うのであれば Kindle 版の方がお得です。電子書籍の分の割引と、ポイントで僕が進撃の巨人を購入したときで 1 冊辺り実質 400 円切っていましたし。今は Kindle で人気があるので 1 巻と 10 巻が 210 ポイントとかついてました。買うなら今ですね。そして諌んで買って若干損した...