Webを支える技術-HTTP, URI, そして REST-
現代の Web サービスを支えている技術の仕組みをつぶさに解説している本です。Web の出来初めから今迄の間にどのような技術が出てきて、どのように発展してきたかもこの本には書かれています。
Web の初心者の私が読んでもある程度理解が出来る内容が多かったです。特に最初の HTTP の基本という項目は HTTP って何? と言う人にも分かるように噛み砕いて解説しているので助かります。そして徐々に内容が本書の核心に入っていき、後半に差し掛かる頃には Web サービスの仕組みに突入します。ここ迄で、一通りの基本を叩き込まれるのですが、いかんせん経験が無いと本書に書かれている話が理解し辛いです。私は内容が分からなくてもとりあえずガンガン先に進むので余計かもしれませんが。本書の最後に付録としてステータスコードや HTTP ヘッダの一覧があるので、前章の HTTP の基本や付録を参照しながら読めば後半の Web サービスの解説も理解出来ると思います。
今回の読書では本書の内容の HTTP の基本を何となく理解した位で、後半の内容はとにかく頻繁に出てくる単語を覚える事や、分かる範囲で内容を想像する程度でした。自分が今迄さけてきた分野だったので、全く歯が立ちませんでしたが大雑把に把握は出来ました。なので Web 周りの書籍をもっと読んで、サーバーを実際に構築して、これから理解していこうと思います。せっかく LPIC にも挑戦している事なので手に入れた知識も使いたいですからね。
なにはともあれこの本にはまた帰ってきてリベンジをしたいと思います。
