公務員教師にダメ出しを!

割りとありがちな題材を扱った本です。ですが公務員教師だけでは無くその環境に対してもダメだしをしています。ちなみに著者は学校関係者です。

児童生徒の何が問題なのか。そもそも問題は無く、学校の制度そのものがダメになっていることを示唆しています。僕自身そう思う人間です。特に小中高の教師には競争と言う概念が無いように感じます。そのことが学力低下の原因となっている気がします。

いじめ問題に関しては本当に学校全体の体制を変えないといけないんでしょうが、担任自体がまじめに取り組まないとまず減らすことはできないでしょう。やはり公務員には競争の文化が無いことが問題のように感じます。自分の評価を相対的にあげることの必要さを感じないことには教育に熱意なんて持てないと僕は思います。おそらく純粋に教育が好きという人は少数でしょうし。お互いに刺激しあう文化を教師陣に築くことで、それをみた児童生徒が切磋琢磨するということを覚えるのでは、とも思います。

僕は割りと人にものを教えることは好きな人間なので、こういったネタにはついつい反応してしまいますね。ぜひともこれから良い教育環境に向かってほしいものです。