100 回失敗、 50 億失った、バカ社長

お人好し過ぎて年商 50 億円の企業を失った社長の話。
人を簡単に信用するおかげで多くの失敗を重ねるがそれでもめげない著者の精神力が尊敬できる。

失敗する度に授業料と捉えて学習するが、新たな失敗を引き起こすのは著者曰く「自分はおひとよしだから。」失敗を恐れないスタンスで果敢に事業に手を出す姿が格好良く見える。でも下調べなしで手を出していたのは真似すべきではない。失敗しても即死につながる訳ではないという考えはある意味悟りを開いてるように思える。
この本の前に 「20歳のときに知っておきたかったこと」 を読んでいたため、大きなリターンが欲しければ大きなリスクを背負うべきと云う言葉が頭をよぎった。

どうにも自分は人の成功談より失敗談の方が為になると思っているようだ。