Web サービスの作り方 -新しいを生み出す為の 33 のエッセイ-

Web サービスの作り方を読み終わりました。やる気の問題で購入してから時間が大分経ちましたが面白い本でした。ただし、どの言語でも良いですがある程度のプログラミング言語への理解がないと読むのはしんどいかなぁという印象です。Perl が分かるならば問題は無いと思います。









技術評論社より目次です。

はじめに ── エッセイ風にWebサービスのつくり方を語る
第1章 心構えと下準備
第2章 企画
第3章 設計
第4章 開発
おわりに ── やり方は一つじゃない

株式会社オモロキで CTO をされている "ゆーすけべー" さんこと和田祐介さんの著作で Web サービスを作る為に必要と思われるものが一通り経験談より書かれています。あくまでも心構え的なものが大きいので、絶対的な話ではないですが、エンジニアとして持っておきたいマインド等も話の中に出てきます。その中で一番心に刺さったのが「ぐだぐだ言ってないでコードを書けよ、ハゲ」という言葉です。要するに問題点の列挙して文句言ってる暇があるなら動くものを作ってから考えたらどう? って話なんですが、非常に尻が重くぐだぐだ言うところから入る自分には非常にクリティカルな話だと思います。これは定期的に自分へ戒める必要ありでした。

全体を通してみると Perl のコードはそこまで多くないので、読めなくても困らないとは思いませんがやはり先人の知恵は余すところなく吸収しておくのが良いという事で分からない部分は実際に動かしてみると良いかと思います。フレームワークソフトウェアテスト、サーバー周りと話がころころと変わりながら進むので飽きる事はなかったです。そして、考える事が多い事もよく理解できました。この程度の事は一人で出来る事が求められている事もね。

という訳で、この本を読んで、今年はコードの公開とサービスの公開を目標にがんばろうと決心した次第です。github も読み専になってしまっていた事ですし、自己完結でも良いので使うようにします。