VM の debian に Stumpwm を導入した

最近 KVM にハマっていて、色々な環境を試しています。今回は X 環境構築ということで Stumpwm を入れました。

Stumpwm とはタイル型の Window Manager で画面上に隙間無くウィンドウを並べてくれる非常に便利なものです。
マウスを使うことなく X 上で作業がしやすくなるので、慣れればこちらの方が圧倒的に効率的になるそうです。
詳しいことは日本タイル型ウィンドウマネージャ推進委員会のページに丸投げしますのでそちらを参照してください。

今回たくさんある Window Manager の中で Stumpwm を選んだのは、Common Lisp で環境を構築出来るからと言う理由です。
LISP は趣味で勉強しているのですが S 式の魅力に取り付かれてしまったために今回の運びとなりました。
個人的には xmonad も気になるので使い比べて見ます。

タイル型ウィンドウマネージャとは?
ウィンドウをタイル状に並べるウィンドウマネージャを指します。 従来のウィンドウマネージャと比較して以下のような特徴があげられます。

ウィンドウの配置・制御はウィンドウマネージャが自動で行います
ウィンドウを制御する必要がないため、マウス操作が最小限、または不要になります
ウィンドウ同士を重ねりあうことがありません(例外あり)
ウィンドウの下に隠れて見えない、といった状況が発生しません
無駄なスペースが発生せず、画面を最大限有効に活用できます
タイル型ウィンドウマネージャは以下のような方にオススメです。

ウィンドウの下にウィンドウが隠れてしまうのは我慢がならない
ウィンドウが重ならないように綺麗に配置している
マウス操作が煩わしい
GUI環境でもキーボードのショートカットだけで生きていきたい
軽快なウィンドウマネージャを使いたい
Emacsにどっぷりハマってる
GNU screenにどっぷりハマってる
ディスプレイの解像度が低いので画面を有効に使いたい
ディスプレイの解像度が高いが画面を有効活用できていない
1台のパソコンに複数のディスプレイを接続している(マルチディスプレイ環境)

今回最小構成インストールからの構築だった為に xorg を入れるところから始めました。

 # aptitude install xorg stumpwm konsole xdm emacs conkeror

konsole は格好いいので好みで入れました。 やっぱり格好いい端末って良いですね。


xdm は軽量のディスプレイマネージャが欲しかったので入れてみました。
デフォルトではダサすぎるので後々変更します。

conkeror は Stumpwm や ratpoison を作った Shawn Betts 氏が製作したもので、 キーバインドEmacs が基準です。ちなみに彼は Emacs 中毒者らしいです。実際に使って見ましたが、 Web ブラウザで Emacs キーバインドは熱いですね。しかもいらない物が何も無いので画面が非常に広いです。今まで知らなくて損したと思ったほどです。

今回はほんとに入れただけなのでまったく設定とかしてないんですが、これからいじっていこうと思います。その時はまた記事を書くと思います。何といっても忘れそうなので。

Emacs も環境構築しないと...